調剤薬局事務の勉強を始めようと思っているけど、どのテキストを買ったらいいか分からない…
テキスト選びに失敗したくないからおすすめを知りたい!!
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・勉強方法
私は、医療事務として勤続16年目になります。
長男の産休中には、通信講座を受講して3ヶ月で調剤薬局事務の資格を取りました!
数多くあるテキストの中から自分にあったテキストを選ぶのは一苦労ですよね。購入してから何か違ったとまた新しいテキストを探して…そんなことをやっていたら勉強するやる気が損なわれてしまいます。
そうならないために今回は、独学で調剤薬局事務の勉強を始める方へ、初学者の方でも分かりやすいおすすめテキストを厳選しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
テキストを選んだら勉強を1日も早く始めだけです。
後半では独学の勉強方法も載せましたので、短期間で勉強を終えられるようにぜひ活用してください。
【決定版】おすすめテキスト3選!!
私が実際購入して、これは分かりやすく初学者の方でも勉強を続けられると思ったテキストは、こちらの3冊です!!
〈2位〉ひとりで勉強できる調剤報酬請求事務・練習ノート
〈3位〉調剤報酬請求事務基礎知識とレセプト作成
それぞれ紹介していきます。
〈1位〉ひとりで学べる調剤報酬事務&レセプト作例集
【オススメできる点】
・赤シートを使用し、勉強することが可能なため暗記に最適
・解説ごとに練習問題が用意されているため、記憶に残りやすい
こちらのシリーズで医療事務の「診療報酬請求事務能力認定試験」のテキストがあるのですが、独学で試験勉強するのに、おすすめテキストとして1位で紹介しています。
何と言っても分かりやすい!!
随所にポイントとしてまとめてあるので、見返した時にも要点だけまとめて学習ができます。
また、図表が多いので日々飽きずに勉強を進めていけます。
〈2位〉ひとりで勉強できる調剤報酬請求事務・練習ノート
【オススメできる点】
・実務についての解説があるので仕事がイメージしやすい
調剤報酬の基礎はしっかり学べますが、練習問題が少ない印象です。
調剤報酬をがっつり勉強したい方は、この1冊のみでは難しそうです。
〈3位〉調剤報酬請求事務基礎知識とレセプト作成
【オススメできる点】
調剤報酬の基礎がしっかり学べる
調剤報酬請求をがっつり勉強したい方向けです!!
2022年4月より点数改正があり、テキスト内容が一部変更されます。
購入する際は、4月以降に発売される【22~23年版】を購入することをオススメします。
(資格試験の受験を考えていない方は、今発売されているもので問題ないと思います。)
勉強方法
テキストが決まったら勉強を始めるだけなのですが、まずは何のために勉強をするか目標を再確認しましょう!
独学は気楽に始められる反面、挫折しやすいデメリットがあるからです
調剤薬局事務の資格を取りたいのか、就職のために知識を身につけたいのか等、勉強期間や目標をしっかり持って勉強のスケジュールを組みましょう。
ここからは、独学で資格試験を目指す方向けに勉強方法をご紹介します!
学科試験の勉強方法
学科試験は基本マークシート方式の試験が多いのと、教材の持ち込み可や在宅で受験ができる試験も多いので、ガッツリ全て覚える必要はありません。
以下の流れで学習を進めていきましょう!
まずはどのような内容なのかサラっとテキストを最後まで見てみましょう。
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2、自分の得意そうな内容から学習する
テキストを読んで「この内容は何となく聞いたことあるな〜」や「ここは得意そう」といった内容から学習を始めましょう。
テキストを購入したら一番最初から始めたい気持ちは分かりますが、いきなり自分の不得意な内容にぶち当たるとそれだけで心が折れてしまい継続できなくなります。
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3、演習問題を解く
一通りテキストの学習が終わったら演習問題を解いてみましょう。
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4、不正解の箇所をテキストで確認
演習問題で不正解だった箇所は必ずテキストで見直して確認しましょう。
あとは3と4を繰り返し行い、理解を深めていきましょう!
実技試験の勉強方法
実技は調剤報酬請求に関する内容です。
実技試験もマークシート方式の出題、テキスト持ち込み可で受験できるものが多いです。
レセプトを一から作成するようなことはないので安心してください。
実技試験も以下の流れを参考に学習していきましょう!
まずはどのような内容なのかサラっとテキストを最後まで見てみましょう。
↓
2、分からなくてもまずは問題を解いてみる
実技試験のレセプト作成業務では、数をこなしているうちに内容が把握できるようになります。一から算定方法や加算内容などを記憶しても時間がかかるだけです。
「こんな感じで出題されるのね〜」といった感じで気楽に問題を解いてみましょう。
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3、テキストで学習する
なんとなく出題傾向が理解できたら、テキストにて学習しましょう。問題を解いてみて分からないと思ったところが、テキストで理解できると記憶に残りやすいのでオススメです。
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4、演習問題を解く
再度演習問題を解いてみましょう。
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5、不正解の箇所をテキストで確認
不正解だった問題はそのままにせず、すぐにテキストで確認して理解を深めましょう。
あとは4と5を繰り返し行っていきましょう!
勉強時間
1日2時間学習時間が取れたとして、独学だと3〜6ヶ月は必要だと思っていてください。
独学となると、分からない箇所を誰かに質問できなかったり、地道に学習していかなくてはいけないため、どうしても勉強時間が多く必要となってきます。
週末がっつり勉強するよりは毎日10~15分でもテキストを開いて勉強することをオススメします!
なぜなら週末に勉強しようとしても、ほとんどの方は他の誘惑に負けてしまい勉強は後回しになってしまうからです。
毎日少しでもテキストを開くことで勉強を始めるときのハードルが低くなるので、継続して勉強を進めていくことができます!!
挫折してしまいそう…と不安な方は通信講座を受講すれば1〜3ヶ月で試験合格を目指せます。
短期間で勉強したい方や、資格取得を目指している方は、通信講座を検討してみてください☆
まとめ:テキストを決めたら勉強のスケジュールを決めよう!!
今回は、独学で調剤薬局事務の勉強を始める方におすすめのテキストを紹介しました。
断トツにオススメしたい1位の【ひとりで学べる調剤報酬事務&レセプト作例集】テキストで十分だと思います!!
テキストを購入したら、きちんと学習のスケジュールを組んで、目標に向かって頑張りましょう!
おわり
余談ですが…今後調剤薬局事務で働きたいと考えている方に、以下の2冊もオススメです!!
仕事内容をわかりやすく解説してくれています。働きだしたら教えてもらえる内容ですが、働く前に少し理解できていると気持ち的に違いますよね。
この本は職場に置いておいてみんなで共有するぐらいためになります!タイトル医療事務になっていますが、薬局でも保険証の確認は通常業務ですので、調剤薬局事務として働くなら持っておいて損はないでしょう!