秘書検定って聞いたことあるけど、どんな資格でどんな問題が出るの?
秘書検定2級は就職でも役立ちそうだけど、独学で合格できるのかな…
こんな悩みを解決します。
筆者は、専門学生のときに先生からの勧めで秘書検定2級を取得し、
その後準1級まで受験して一発合格しました。
10代の頃なので一般常識など全くありませんでしたが、独学で合格することができました。
合格して履歴書に書ければ、就職の面接などで好印象を与えられます。
今回は、秘書検定の資格の内容や勉強方法についても詳しく解説していますので
気になっている方はぜひ参考にしてください!
秘書検定とはどういう資格?
正式名称は『秘書技能検定』といい、公益財団法人実務技能検定協会が実施している資格です。
『人材育成』を目指した資格となっており、秘書としての基本的な対応はもちろん
社会人に必要なマナーや一般常識まで身に付きます。
では秘書検定を詳しく解説します。
秘書検定2級の合格率は?
2019年11月の試験では、48.9%でした。
毎回50~60%の合格率となっており、しっかり勉強すれば合格できる資格といえるでしょう。
合格率が高い理由としては
・理論・実技それぞれ60%以上の得点で合格
以上の2点があげられます。
秘書検定2級の日程は?
試験時間:14:50~17:00(120分)
受験資格:誰でも可
受験料 :4100円
どんな問題が出るの?
試験問題は「理論」と「実技」に区分されていて、
それぞれの試験で60%以上得点すれば合格となります。
過去問題では、選択問題31問・記述問題4問の合計35問となっています。
【理論】
2.職務知識
3.一般知識
5.技能
出題問題の内容詳細
秘書として備えるべき要件、要求される人柄
2.職務知識
秘書の役割と機能
3.一般知識
社会常識・経営学、一般会計・財務
4.マナー・接遇
人間関係、マナー、話し方・接遇、交際の業務
5.技能
会議、文書の作成、ファイリング、資料管理、スケジュール管理など
秘書として要求される人柄…いまいち問題のイメージが沸かないな
秘書検定2級は独学で合格可能!!
独学で合格できる理由5つ
・正答率60%以上で合格
・テキスト・問題集が豊富
・問題集と同じ問題が出題されることが多い
・面接試験がない
以上のことから、独学でもテキストや問題集を繰り返し解いていれば合格できます。
テキストと問題集を準備しよう
試験を受けてみよう!と決心したら、テキストと問題集を準備しましょう!
・じっくり学習したい方
・基礎知識があまりない方
上記に当てはまる人は、テキストと問題集どちらも購入すると良いでしょう!
・低コストで合格したい方
・社会人や一般知識などがある方
こういった方には、一冊でテキストと問題演習の両方ができるようになっている参考書もあるのでオススメです!
勉強方法
試験までにまとまった学習時間(1日5~6時間)が取れるようなら1週間程度で合格を目指せます。
学習時間が1日1時間程度とれるなら1か月間しっかり勉強すれば合格可能です。
まずは分からなくても問題集から取り組むことをオススメします!
問題で分からないと思ったことは記憶に残りやすいため、次にテキストを見たり、問題を解いたときに思い出しやすくなります。
分からないままテキストから読み進めても、問題の傾向が分からず、記憶に残りづらいのです。
そして、いざ問題を解き始めたときにはテキストの内容が全然頭に入ってない!!と焦ることになります。
隙間時間には、アプリで勉強
秘書検定2級の過去問題は、インターネットのサイトやスマホアプリなどで無料にて利用できます。
正誤や回答解説もすぐに確認できるので、移動中やお昼休憩の時間などを活用しましょう!
インターネットサイトなら『過去問.com』
スマホアプリも無料でありますが、答えが違っていたなどの口コミもあるので
使用する際は注意が必要です。
独学では不安な人は通信講座もあり!
独学では集中して取り組めるか不安な方や、今後準1級まで目指しているという方は
通信講座を利用してみるのもアリだと思います。
準1級から面接試験があるので、対策をしっかり行えて短期間で合格を目指せる通信講座はオススメです!
まとめ:秘書検定2級に合格して自信をつけよう!!
秘書検定2級に合格することで、就職の面接などで企業に好印象を与えてくれたり
・祝儀袋の書き方
・葬儀での言葉遣い
・来客対応
・返信ハガキの書き方
・社内文書の書き方
など社会人なら是非とも知っておきたい言葉遣いやマナーなどの教養を習得することができます。
試験は誰でも受験できる上に、受験料やテキストを揃えてもコスパが良い資格と言えます!
気になっている方はぜひ受験することをオススメします!
おわり