AFPってどんな資格なの?AFPになるにはどうしたらいいんだろう…
AFP認定研修についても詳しく知りたい!!
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・AFPになるには?
・AFP認定研修の種類
・AFP認定研修の特徴
私は3歳と1歳の子育てをしながらAFP認定研修を修了し、5か月間でFP技能検定2級に一発合格しました。
私につられてFP3級に挑んだ主人も働きながら勉強しましたが、一発合格しています。
今回はAFPとはどんな資格なのか、AFP認定を得るにはどうしたら良いのか、またAFP認定研修の種類、特徴についても詳しく解説します!
AFP資格とは
FP協会が定めている認定研修を修了することにより、登録できる民間資格のことです。
ファイナンシャルプランナーは、顧客に対して常に最新の情報が提供できるように、継続的に知識や技能の維持・向上に努めなければなりません。
そのためにAFPには2年ごとの資格更新制度があり、常に新しい知識を学んでいく必要があります。
今後FPとしての仕事を継続予定の方は、顧客からの信頼を得るためにもAFP資格を取ることをお勧めします。
AFPになるには?
AFP資格を得るためには、FP協会が認定している教育機関や通信講座での『AFP認定研修』を修了しなくてはなりません。
AFP認定研修の内容は、FP2級の試験対策とは全く異なり、FP実務のスキルアップを目的としています。
具体的には、顧客へ総合的にライフプランを提案する「提案書」の作成方法を学びます。
『AFP認定研修の修了』=『提案書の作成・提出』ということです。
パソコン操作に慣れていない方だと、この「提案書」に手こずるかもしれません。
AFPになるには、FP2級が必須
AFP資格は、FP2級合格とAFP認定研修が修了することによって登録できます。
FP2級合格とAFP認定研修の順番は問われません。
・AFP認定研修→FP2級合格→AFP認定
どちらが先でもAFP資格を得ることができます!!
まだFP2級に合格していないのなら、『FP2級合格→AFP認定研修』の順でAFP資格をとることをオススメします。
こちらの理由は、後で解説しますね。
AFP認定研修の種類
AFP認定研修の種類は、全部で4種類あります。
②AFP認定研修(技能士課程)
③AFP認定研修(3級課程)→所定のFP3級講座を修了した方。講座自体がほとんどない。
④AFP認定研修(税理士課程)→税理士専用
代表的な①と②について説明します。
①AFP認定研修(基本課程)
AFP研修(基本課程)は、FP2級の受験資格がない人が対象です。
・FPの実務経験が2年以上ない
このような方が、AFP資格を得るために受けるのが『AFP研修(基本課程)』ということです。
②AFP認定研修(技能士課程)
②AFP研修(技能士課程)は、FP2級に合格した方が対象です。
前述したAFP資格を得るための順番で、オススメしている『FP2級合格→AFP認定研修』に該当します!
AFP認定研修の特徴
上記でAFP研修の種類について説明しましたが、①②どちらで研修を修了してもAFP資格を得ることができます。
提案書を作成・提出すれば良いのです。
では一体①と②で何が違うのか!?
以下にまとめます。
①AFP認定研修(基本課程)
費用 :約5~10万円
教材 :多い(提案書+FP2級の教材、問題集)
提案書の期限:FP2級試験前
講座数:多い
②AFP認定研修(技能士課程)
費用 :1万円前後
教材 :少ない(提案書のみ)
提案書の期限:FP2級試験後
講座数:少ない
どちらでもAFP認定者になれるのに、費用や講座数も違いますね。
②をオススメする一番の理由は何と言っても、提案書の期限がFP2級試験後で良いということです!!
②AFP認定研修(技能士課程)をオススメする理由
AFP認定研修で最もオススメなのは、②AFP認定研修(技能士課程)です!!
理由は3つあります。
・FP試験後に提案書を作れる
・FP3級合格後に、FP2級を受験した方が効率的
教材が提案書に絞られているため費用が安い
①AFP認定研修(基本課程)では、FP2級のテキストや問題集に加え、提案書の作成テキストや講義動画がついてくるため、教材が20冊ほど送られてきます。
一方、②AFP認定研修(技能士課程)では、提案書の作成に絞られているため、教材が少なく済みます。
そのことから費用にも差が出てくるという訳です!!
【費用】
②AFP認定研修(技能士課程)…1万円前後
どちらでAFP研修を修了しても良いので、テキストが少なく安い方がいいですよね。
FP試験後に提案書を作れる
パソコン操作(Excel、Word)に慣れていないと、提案書の作成・提出に1か月ほどかかります。
早くても2週間くらいはかかると思います。
FP2級の試験前にこの膨大な時間を取られるのは本当にもったいないです!
しかも提案書の作成で学ぶことは、FP試験の点数に結び付きません。
②AFP認定研修(技能士課程)なら、FP2級合格後にゆっくり提案書の作成が可能です。
また①AFP認定研修(基本課程)で提案書を作成する場合、試験の1~2ヶ月前に提案書を提出する必要があります。
提出できたからと安心はできません。
提案書の採点があるので、もし不合格だった場合は再度提案書を見直して再提出しなければなりません。
FP3級合格後に、FP2級を受験した方が効率的
FP試験は、6項目から出題される試験範囲が大変広い試験です。
暗記する内容も膨大です。
【試験範囲6項目】
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続・事業承継
これらの広範囲にわたる内容を、FP経験がない方がいきなり2級から勉強していくのはかなり大変なことです。
まずは難易度の低い3級から学習していくことで、FP試験の基礎をしっかり学ぶことができます。
3級に合格してから2級に挑戦する方がハードルも下がり、確実に合格を狙えます!
このように同じAFP資格を取るのに、過程やメリットにも違いがあるんだよ!!
まとめ:FP2級合格後にAFP認定研修を受けよう!!
今回は、AFP資格についてまとめました!
AFP資格を得るためには、以下の条件を両方満たす必要があります。
・AFP認定研修を修了すること
AFP認定研修は一定の確認テストと提案書作成があります。
提案書作成はPCに慣れていないと2週間~1か月ほどかかることもあるので、FP2級合格後にAFP認定研修に申込みしましょう!!
その方がゆとりをもって提案書が作成できるだけでなく、費用も抑えられるのでメリットが多いですよ。
AFP認定研修(技能士課程)のオススメ通信講座はこちらの記事で紹介していますので、参考にしてくださいね。
おわり