帝王切開での手術が決まったけど、手術が初めてで麻酔が痛そうで怖い…
実体験から詳しく教えて!!
こんな悩みを解決します。
私は、二度の出産を帝王切開で経験しました。
結婚前に子宮筋腫で開腹手術経験があり、妊娠した時点で帝王切開での出産が決まっていました。
いくら出産とはいえ、帝王切開は開腹手術です。
人生で初めての手術という方も多いでしょう。
麻酔の怖さや注射の痛みについて、実体験を元に詳しく解説します。
この記事を読み終わる頃には不安が少しでも解消されて、かわいい赤ちゃんに出会えるまで安心した妊婦生活が送れることを願っています。
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麻酔の注射は痛いの?
帝王切開は脊椎麻酔で行う
脊椎麻酔とは、腰部から針を刺して、背骨の中の脳脊髄液の中へ麻酔薬を注射して、みぞおちあたりからお尻・足までしびれさせる方法です。
あまり長時間の手術には適しておらず、2~3時間で麻酔の効果がなくなります。
緊張!!麻酔の注射
手術室に入室後、助産師や看護師により手際よく準備が進められます。
そして準備が整うといよいよ麻酔の時間です。
まずは横向きになって背中をできるだけ丸くします。
助産師も手伝ってくれますが、お腹が大きいのにこれでもか!
というぐらい背中を丸めるように指示されます。
消毒が終わると医師が麻酔の注射を打ちます。
動いてしまうと、極めて稀に神経損傷の可能性があるため、動かないように言われますし、動かないように抑えられます。
背中に注射をするのは初めてだったので、何をされるのか分からない不安と、動かないようにしないといけない意識で、注射自体の強い痛みはほとんど感じませんでした。
もちろん医師や助産師などが随時声掛けしてくれていますが、緊張しているため頭に入ってきません。
背中の中に針が入っている感覚があり、とても変な感じがしました。
無事に麻酔が投与されると、だんだん足先からしびれてきて、あっという間にお腹から下の感覚がなくなります。
帝王切開の手術の流れ
手術前日に入院
予定帝王切開の場合、出産の前日に入院します。
入院手続きが終わると部屋に案内されて、部屋着に着替えます。その後、胎児心拍モニターと必要な場合剃毛があります。
夕食は常食、21時以降は絶食です。水かお茶であれば飲水可能です。
シャワーもいつも通り可能で、明日に備えてゆっくり休むのみです。
手術当日の流れ
6時以降は絶飲食となります。
座薬を使用してお通じを促します。
用意されている手術衣、弾性ストッキングを着用します。
9時頃より手術前の点滴を開始します。
私は点滴が入りづらい血管だったため、何度かやり直してやっと点滴が入りました!
実体験としては、麻酔の注射より点滴の注射の方が痛かったです…
手術開始時間になるとスタッフの方が呼びに来てくれて、点滴を押しながら歩いて手術室に向かいます。
手術室に入ると手術用のキャップを被り、手術台に上がります。
仰向けになり、心拍のモニターをつけたり、酸素マスクをつけたりと周りで準備がテキパキと行われます。
その後医師により麻酔が行われます。
横向きになるのですが、手術台が思いのほか狭く動くのが大変なのと、タオルをかけてもらっているだけなので恥ずかしさもありました。
麻酔の効きが確認されると尿道の管が入ります。
その後医師や助産師の施術により、赤ちゃんが無事産まれます。
手術中は随時助産師が手を握ってくれて、話しかけてくれて、状況を説明してもらえたので、不安は一切ありませんでした!
「赤ちゃんが無事に産まれてきてほしい」「赤ちゃんに早く会いたい!」
そんなことをずっと考えていました。
まとめ:麻酔の痛みは緊張によりそんなに感じない!?
痛みの感じ方は人それぞれです。
私の場合は麻酔の痛みよりは、不安や緊張がものすごく大きかったこと。
たくさんのスタッフに囲まれて指示されたことに一生懸命動いていたらあっという間に麻酔の注射は終わっていました。
無事に赤ちゃんが産まれると不安や緊張が一気に吹き飛びます!
赤ちゃんに会える喜びや楽しさを思い描いて、帝王切開手術を乗り越えてください!
おわり