調剤事務認定実務者ってどんな試験？合格率・難易度は？？

 

こんなお悩みを解決します。

 

本記事の内容

 

私は、医療事務として勤続１５年目になります。

長男の産休中には、通信講座を受講して３ヶ月で調剤事務の資格を取りました！

 

今回は、調剤事務認定実務者試験の試験詳細はもちろん、合格率や難易度も詳しく解説していきます。

勉強方法も紹介していますので、自分に合った学習方法で試験合格を目指しましょう！

 

 

調剤事務認定実務者とは？

 

 

調剤事務認定実務者試験は、全国医療福祉教育協会が主催しています。

全国医療福祉教育協会は、「時代の求める人材の育成・認定を行うこと」を目的として、教育の現場から輩出される人材が日々変動する医療・福祉関連機関に対応できるようにするために「実務能力認定試験」および「認定実務者試験」 を実施している団体です。

 

 試験日程

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験内容・出題形式・合格基準

 

 

ここからは調剤事務認定実務者試験の試験内容、出題形式、合格基準について詳しく説明していきます。

 

試験内容

 

 

出題形式

 

 

合格基準

 

学科・実技それぞれにおいて60％以上の正解で合格

 

合格通知は、試験日の約1ヶ月後に郵送されます。

合格者には「合格証書」が送付されます。

 

 

調剤事務認定実務者の合格率・難易度

 

 

ここからは、調剤事務認定実務者試験の合格率、難易度について説明していきます。

 

合格率

 

2020年度の合格率は、83.4％。

全国医療福祉教育協会のホームページで公表しているのは、2020年度のものしかありませんでした。

また試験概要の欄に合格率は、60〜80％と記載されていることから、毎年ほぼ変わらない合格率であることが予想されます。

 

 

 

難易度

 

上記のように合格率が高く、試験には教材など持込みが可能です。

また試験問題はマークシート方式であることや、在宅で受験ができるので、落ち着いて問題を解くことができます。

 

以上のことから、難易度は低い試験だと言えます。

 

履歴書の書き方

 

資格取得を目指している方の多くはこれから調剤薬局事務として働きたい方ではないでしょうか。

無事『調剤事務認定実務者試験』の資格に合格されたあとは、就職、転職活動になると思います。

この試験の履歴書の記載方法も載せておきます。

 

調剤事務の資格は似た名前の試験が多いので、所轄元も記載した方が良いでしょう。

 

 

 

 

勉強方法

 

 

調剤事務認定実務者の合格を目指すと決めたら、１日も早く勉強を始めることです！

勉強方法は以下のとおりです。

 

 

独学

 

調剤事務認定実務者試験は、初学者の方でも独学で合格を目指すことが可能です。

調剤事務の基礎を学べるテキストなどを参考に勉強を始めましょう。

 

しかし残念ながら、資格に特化した教材がないため、テキスト・問題集などを探すのに難航しそうです。

 

通信講座

 

多くの通信講座で調剤薬局事務講座が開講されています。

費用は、4〜６万円。

調剤事務の基礎、レセプト作成の基礎はどの講座でも学ぶことができます。

ここで多くの方がご存じないことなのですが、どの通信講座を受講しても、資格全て網羅した勉強ができる訳ではないということです。

その通信講座ごとに目標としている資格が異なりますので、注意が必要です。

 

調剤事務認定実務者試験に特化した通信講座が見当たらなかったので、ユーキャンやニチイ、キャリカレなど自分にあった通信講座を検討すると良いでしょう。

短期間で資格合格を目指すなら通信講座の受講がオススメです！

 

 

 

通学講座

 

時間と費用に余裕のある方は、通学講座がオススメです。

受講料は８〜１０万円。

直接講師から学べ、分からないことはその場で解決できます。

また、一緒に学ぶ仲間がいるためモチベーションも保てます。

 

 

 

まとめ：調剤事務認定実務者に合格して調剤薬局で働こう！！

 

 

今回は、調剤事務認定実務者試験について詳しく解説しました。

合格率が高く、難易度も低いため初学者でも合格を目指せる試験です。

 

資格取得後は、調剤薬局で働きたいと考えている方も多いと思います。

資格取得は、働きだすための通過点です。

資格を取るまでの時間をあまりかけずに短期間で合格できるように、スケジュールをきちんと組んでから取り掛かりましょう！！

 

おわり