調剤薬局事務の資格の中に、国家資格ってあるのかな⁇
こんなお悩みを解決します。
結論、調剤薬局事務の資格に国家資格はありません!!
いきなりガッカリされた方もいるかと思いますが、今回は、国家資格でなくてもとる必要があるのか?や、調剤薬局事務の資格が一生役に立つのか?についても詳しく解説していきます。
最後まで読んで頂き、資格の必要性について理解してもらえたら嬉しいです。
ちなみに私は、医療事務として、勤続15年目になります。
調剤薬局事務の資格は産休中に、3ヶ月で取得しました。
みなさんの調剤薬局事務として働きたい!という気持ちを応援しています!!
調剤薬局事務の資格に国家資格はない!!
調剤薬局事務の資格は、医師や看護師、薬剤師などのいわゆる「国家資格」とは違います。
調剤薬局事務の資格全てが、業界団体や教育機関で独自の検定試験が実施されている「民間資格」です。
「民間資格」は独自で検定試験が実施できるので、資格の種類は数え切れません。
名前が似ている資格がたくさんあるのはそんな理由があったんだね!
結論、「調剤薬局事務の資格がなくても、調剤薬局事務として働ける」のです。
国家資格じゃないなら、取る必要ある??
せっかく調剤薬局事務の資格を取ろうと意気込んだのに、「国家資格じゃないなら、資格とる必要なくない?!」という疑問にぶち当たると思います。
ここからは、調剤薬局事務の資格を取った方がいい理由について考えていきます。
取った方がいい理由3つ
・短期間で取得可能
・実務に役立つ
就職、転職に有利
調剤薬局事務の資格を取りたい方は、今後調剤薬局に就職か転職を考えている人が多いと思います。
就職、転職の際に資格所有者は有利なのでしょうか??
結論:有利になります!!
採用する際に
B子さん:資格なし
上記のように志望者が2人いて甲乙付けがたい場合、資格ありのA子さんの方が調剤薬局事務としてのやる気が感じられて採用されるでしょう。
膨大な資格名を採用側は把握していないので、何かしらの調剤薬局事務の資格を取りさえすれば有利になります。
短期間で取得可能
調剤薬局事務のほとんどの資格が、1〜3ヶ月で取得できます。
在宅で受験可能な試験もあります。
仕事をしながらや、子育てしながら資格を取りたい人も取りやすいでしょう。
実務に役立つ
資格取得の際に勉強した内容が、調剤薬局事務として働いた際に役に立ちます。
どの資格を取っても、調剤薬局事務の基礎が学べます。
知識ゼロで仕事を始めるよりも、最小限の知識があれば焦ることなく仕事を始めることができます。
在宅で受験可能!!オススメ資格3選!!【調剤薬局事務】
調剤薬局事務の資格は一生役に立つか?
調剤薬局事務をオススメする記事には、よく
・結婚、出産後にも仕事に就きやすい
・日本全国どこでも働ける
このようなことが書かれていることが多いです。実際はどうなのでしょうか?
調剤薬局事務の資格は一生役に立つ
確かに調剤薬局事務の資格は、有効期限などなく取得すれば一生履歴書に書くことができます。
しかし
子育て中に資格だけ勉強しておこう
など、資格を取ってから調剤薬局事務として働かずに放ったらかしておいた資格は、ほとんど意味がなくなります。
採用側からすると
「資格とったのがだいぶ前で…実務経験もないんですね〜」となってしまうからです。
結婚、出産後に仕事に就きやすい
調剤薬局事務の職種は、女性が9割の職場です。
小さいお子さんがいても理解してもらえることが多いでしょう。
また調剤薬局事務は、パートや派遣社員などの採用もあり働き方が選べますので、出産後の思わぬ変化にも対応ができます。
日本全国どこでも働ける
調剤薬局事務の主な仕事としてレセプト業務があります。
国で算定方法が決まっていますので、全国どこの調剤薬局にいっても働くことができます。
まとめ:調剤薬局事務の資格を取ったら実務経験を積もう!!!
調剤薬局事務の資格は、国家資格ではないけれど、勉強して取った資格に損はありません!!
しかし、ここで気をつけてほしいことがあります。
資格も大事ですが、それ以上に経験が重要な世界だと言うことです。
今後のために、子育て中に資格を取った
働きながら資格を取りたい
という方もいると思いますが、資格をとったらパートや契約社員でもいいので、未経験歓迎の調剤薬局でまずは調剤薬局事務として働きましょう!!
実務経験を積んだ後、結婚や出産で期間が空いたとしても、また働く際に採用されやすくなります。
まずは資格合格を目指して勉強することと、その後はぜひ調剤薬局事務スタッフとして実務経験を積んでください☆
おわり