調剤薬局事務の仕事内容をどこよりも詳しく解説!!

調剤薬局事務

 

 

調剤薬局事務に就職・転職を考えている…実際の仕事内容について詳しく知りたい!!

こんなお悩みを解決します。

 

本記事の内容

・調剤薬局事務の仕事内容
・調剤薬局事務で働くメリット
・調剤薬局事務で働くために資格は必要?

 

 

私は医療事務として勤続15年目になります。
長男の産休中には、調剤薬局事務の勉強をして資格を取りました。

また、主人が調剤薬局に勤務しているので、内情をよく聞くことができ、今回の記事で参考にした部分も多くあります。

 

仕事内容を細かく載せている記事って案外少ないんですよね。今回はどこよりも詳しく仕事内容について解説します!!

 

また、調剤薬局事務で働くメリットや資格が必要かについても説明しますので、調剤薬局事務として働いてみたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

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調剤薬局事務の仕事内容

 

 

では早速、仕事内容について大きく分けると次のような内容です。

・受付業務
・レセコン入力
・会計業務
・調剤報酬の請求
・備品の管理・発注
・薬剤師のサポート

一つずつ解説していきます。

 

受付業務

 

患者さんが薬局にきたら、まずは病院やクリニックで処方された処方せんを預かります。

そのときに、お薬手帳の有無や保険証の確認を行います。
初めて来局した患者さんには、問診票の記載をお願いします。

 

保険証は、種類が多く最初は戸惑うところです。
年齢によってお会計の割合も変わりますので、入力ミスがないように気をつけましょう。

 

保険証の他に公費の受給者証を持参する患者さんもいます。

公費は全ての病院・クリニック・薬局で使用できるものとできないものがありますので、きちんと教えてもらい勉強して身につけましょう。

 

病院はどこでも検査や診察までに待ち時間が長く、薬局に来るときには疲れ切っている患者さんがほとんどです。

笑顔で対応することを心がけ、お待たせしないようにテキパキと対応しましょう!

 

レセコン入力

 

お預かりした処方せんの内容をパソコンに入力していく作業です。

 

最近では処方せんについているQRコードを読み取れば、処方内容が自動入力されて、あとは確認するだけという場合もありますが、手入力で行うこともまだまだ多いようです。

 

薬の名前はカタカナがほとんどで、似た名前も多く存在します。

また先発品や後発品(ジェネリック)についての知識も必要です。

剤形(カプセルか錠剤か)や規格(㎎・ml)や用法用量を間違えなく入力していくのは、大変な作業です。

 

Chikuwa
Chikuwa

間違えやすい薬品名などは目につくところにメモをして、ミスがないように心がけましょう。

 

会計業務

 

お薬の準備ができて薬剤師からの服薬説明が終わると、会計を行います。

基本はレセコンに入力することで自動でお会計を計算してくれるので、ここでは金銭のやり取りでミスがないようにしましょう。

最近では、クレジットカードや電子マネー、QRコード決算など様々な支払方法に対応している薬局が増えてきていますので、しっかり覚えて対応しましょう。

 

調剤報酬の請求

 

薬局の大事な収入源となる調剤報酬の請求。

調剤報酬を請求するにあたり、入力にミスがないのかなど点検していきます。

毎月の各健保組合への提出が翌月の10日締めなので、月末から月初にかけては通常業務に加えてレセプト業務で多忙な期間です。

きちんと請求ができないと各保険組合から支払が行われないため、とても大事な業務です。

 

備品の管理・発注

 

薬剤の管理・発注は薬剤師の業務ですが、薬局で販売している健康食品やサプリメント、飲み物などの管理・発注は事務の業務として分担している薬局が多いようです。

在庫をきちんと管理して、店頭に陳列したり、売上アップのためにポップを作り飾り付けることもあります。

 

薬剤師のサポート

 

近年、薬剤師の指導のもとであれば、事務も薬の取りそろえができるようになりました。

塗り薬や粉薬、シロップを混ぜたりすることは薬剤師しか行えないので安心してください。

 

薬局の奥を見てみると棚一面に薬が並んでいるのが見えます。(今度薬局に行くことがあればチラッと見てみて下さい。)

その中から処方せん通りに薬を集めるのは、大変な作業です。

患者さんが実際内服するものなので、ミスは許されません!

棚のどこに薬があるのかも覚えていかなければなりませんし、似た名前や剤形・規格、数量にも注意が必要です。

 

薬のピッキング作業の他には、不足分の薬を他店舗に取りに行ったり、在庫がなくお渡しできなかったお薬を患者さんのお宅に届けることもお願いされます。

薬局内の清掃も事務の仕事。

薬剤師が多忙なときは事務ができることは積極的に行動して、業務がスムーズに行えるようにサポートしましょう。

 

 

 

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調剤薬局で働くメリット

 

 

ここからは、調剤薬局で働くメリットについて考えていきましょう。

 

メリットは3つあります。

・薬の知識が身につく
・一度働けば再就職しやすい
・業界が安定している

 

 

薬の知識が身につく

 

毎日処方せんを見て入力し、薬の取りそろえ作業をしていると自然と薬の知識も身についてきます。

 

経験を積めば、飲み合わせや体重比、効能効果、禁忌などが頭に入り、薬剤師よりも早くミスを見つけることができるようになります。

家族や身近な人から薬のことで相談されることもでてきます。

一般事務では、学べない知識ですので調剤薬局事務ならではのメリットと言えるでしょう。

 

一度働けば再就職しやすい

 

業界的に経験者が採用されやすい傾向にあります。

未経験の人からすると、覚えることが膨大にあります。

そのため採用側は、少しでも経験がある人の方を採用したいのです。

 

未経験の方はパートやバイトでも良いので、就職先をまずは探しましょう!

そこで数年経験を積めば、他の薬局で派遣社員や正社員として働ける可能性がでできますよ。

 

業界が安定している

 

今や調剤薬局はコンビニより多いのです。

調剤薬局以外にもドラックストアで処方せんの受付をするところが増えています。

新しいクリニックができる度に近くに薬局があろうとも新しい薬局ができています。

 

Chikuwa
Chikuwa

総合病院や大学病院の前に至っては、5~6件薬局が並んでいるのも珍しくありません。

 

そんな状況からも業界が安定していることが伺えます。

 

 

 

調剤薬局事務に資格は必要??

 

 

ここまで、調剤薬局事務の仕事内容、メリットについて解説してきました。

調剤薬局で働いてみたいな!と思ったけど、転職・就職する前に資格って必要なのか?という疑問を解決していきます!

 

 

資格取得は損無し!

 

転職・就職のときに資格は必須ではありません。

資格がなくても誰でも働くことができますし、未経験・無資格の方でも募集している薬局もあります。

 

しかし、これから調剤薬局事務で働きたい!と本気で考えるなら資格の勉強をすることをオススメします!!

 

私は医療事務として長年働いていますが、調剤薬局事務の資格の勉強をしたときに「調剤報酬請求はこのようなやり方なのかぁ〜」「こんな加算があるんだな〜」ととても学ぶことが多かったです。

医療事務として働いている私でさえ知らないこともあるので、未経験の方なら尚更勉強しておくべきです。

 

通信講座は値段も高いし…と感じる方は、独学で教材を買って勉強するだけでも違いますよ。

 

Chikuwa
Chikuwa

働いてからの自分のためにも、資格を目標にして勉強することは、身につくことばかりで損はありません!!

 

 

 

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まとめ:仕事内容を理解して調剤薬局事務を目指そう!!

 

 

今回は、調剤薬局事務の仕事内容について詳しく解説してきました。

 

薬局の規模が大きければ、今回紹介した仕事内容が分担されていることもあります。

しかし、ほとんどの薬局が小人数で業務を行っているので、基本は今回説明した仕事内容は全て事務が行うと思ってもらって良いと思います。

 

いろんな業務があり仕事を始めたばかりのときは、大変と感じることも多いと思います。

その分やりがいもある仕事なので、興味がある方はぜひ調剤薬局事務として働いてみて下さい!

 

おわり

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