調剤薬局事務の給料は?やりがいやメリットについても解説!!

調剤薬局事務

 

調剤薬局事務に転職・就職を考えているんだけど、給料ってどのくらいなのかな…安いって聞くけど本当?
正社員の手取り・パート・派遣の場合での相場についても詳しく知りたい!!

 

こんなお悩みを解決します。

 

本記事の内容

・調剤薬局事務の給料
・調剤薬局事務の給料は安いのか?
・調剤薬局事務のやりがい・メリット

 

 

私は医療事務として勤続15年目になります。
長男の産休中には、調剤薬局事務の勉強をして資格を取りました。

また、主人が調剤薬局に勤務しているので、内情をよく聞くことができ、今回の記事で参考にした部分も多くあります。

 

調剤薬局事務の給料の相場はもちろん、安いと言われている理由についても説明します。

また、給料だけではない!!調剤薬局事務の仕事のやりがいやメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

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調剤薬局事務の給料

 

 

では早速、調剤薬局事務の給料について、正社員・パート・派遣の場合に分けて相場を解説していきます。

 

正社員の場合

 

正社員の給料の相場は、16万~22万円。

年収は、230万円前後。
ボーナスの有無は薬局によって異なります。

給料から社会保険料や厚生年金が引かれますので、手取りは14〜20万円程度と思っていいでしょう。

 

パートの場合

 

パートの時給の相場は、800〜1000円前後となっています。

東京の最低賃金が1041円なので最低ラインといったところです。

 

旦那さんの扶養内で働きたいという方にはいいでしょう。

ただ、調剤薬局事務のパートで生計を立てたい!という方には厳しい金額と言えます。

 

派遣社員

 

派遣社員の時給の相場は、1300円前後。

パートより高い設定になっているのは、派遣会社である程度経験がある方が採用され、働く傾向にあるからです。

 

時給は高めですが派遣社員は、正社員と同じ時間働くことになります。

そのため社会保険料などの支払いも発生しますので、時給=手取りと考えないようにしましょう。

 

 

 

Chikuwa
Chikuwa

扶養から外れて正社員として働きたいが、採用が難しいという方は、まず派遣社員として経験を積むのが良いでしょう。

 

 

 

 

調剤薬局事務の給料は安いのか?

 

 

ここまで調剤薬局事務の給料を正社員、パート、派遣社員に分けて解説してきました。

「思っていたより安いかも…」と感じた人もいらっしゃると思います。

実際に「調剤薬局の給料は安いよ」と耳にしたことがある人もいるかもしれません。

 

実際はどうなのでしょうか。

 

一般事務と比べると安め

 

正社員での比較になりますが、求人ボックス調べでは一般事務の給料の相場は、19〜25万円。(初任給が19万円)

調剤薬局事務の相場が16〜22万円でしたので、一般事務と比較すると低めということが分かります。

 

調剤薬局事務と比較されやすい医療事務の給料の相場は、18〜23万円なのでそこまで差はないと言えます。

 

一般事務と比べて相場が安い理由としては、未経験・無資格で誰でも働くことができる職種だからです。
だれか辞めたとしてもすぐに採用が決まるため、給料の相場を上げなくてもいいのです。

また薬局には欠かせない薬剤師の人件費がかかるため、調剤薬局事務の給料の相場は上がらない傾向にあります。

 

給料が安くても人気な理由

 

給料は予め分かっていて就職する訳ですが、安くても女性に人気な理由は以下のような点が挙げられます。

・無資格、未経験でも働ける
・一度働けば再就職しやすい
・業界が安定している
・雇用形態が選べる

 

このように一度働いて経験があれば結婚、出産で現場を離れたとしても、再雇用されやすかったり、旦那さんの扶養内で働きたければパートという選択肢もできます。

 

子育てが一段落する30代後半〜40代で新しく仕事を探すのは大変なことですよね。

結局は、スーパーのレジや品出しといった職業を選ばざる負えない人も多いでしょう。

 

そんな中、数年でも調剤薬局事務として経験があるだけで、働き口の選択肢が増えるのです。

 

 

 

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調剤薬局事務のやりがい・メリット

 

 

ここからは、給料面だけではない!調剤薬局事務のやりがいやメリットについて解説していきます。

給料に納得して働いたとしても、仕事が自分に合っていなければ本末転倒ですもんね。

 

 

調剤薬局事務のやりがい

 

調剤薬局事務は、患者さんから直接感謝の言葉を受けることが多々あります。

仕事を通して人助けができるので、日々のやりがいになります。

 

 

Chikuwa
Chikuwa

小さい薬局ではクレームも少なく、むしろ患者さんからお菓子や果物をもらったりすることもあり、良好な関係を築けます。

 

また調剤報酬は、2年に1度点数改訂があるので新しく変わったことは勉強が必要です。

毎日同じことの繰り返しで単調な仕事ではなく、調剤報酬をはじめ保険のことや薬のことも勉強が必要です。

このようなこともやりがいと感じる人もいるでしょう。

 

 

調剤薬局事務のメリット

 

ここからは、調剤薬局で働くメリットについて考えていきましょう。

 

メリット3つ

・薬の知識が身につく
・一度働けば再就職しやすい
・業界が安定している

 

薬の知識が身につく

 

毎日処方せんを見て入力し、薬の取りそろえ作業をしていると自然と薬の知識も身についてきます。

経験を積めば、飲み合わせや体重比、効能効果、禁忌などが頭に入り、薬剤師よりも早くミスを見つけることができるようになります。

家族や身近な人から薬のことで相談されることもでてきます。

一般事務では、学べない知識ですので調剤薬局事務ならではのメリットと言えるでしょう。

 

一度働けば再就職しやすい

 

業界的に経験者が採用されやすい傾向にあります。

未経験の人からすると、覚えることが膨大にあります。

そのため採用側は、少しでも経験がある人を採用したいのです。

 

Chikuwa
Chikuwa

未経験の方はパートやバイトでも良いので、就職先をまずは探しましょう!
そこで数年経験を積めば、他の薬局で派遣社員や正社員として働ける可能性がでできますよ!

 

業界が安定している

 

今や調剤薬局はコンビニより多いのです。

調剤薬局以外にもドラックストアで処方せんの受付をするところが増えています。

新しいクリニックができる度に近くに薬局があろうとも新しい薬局ができています。

総合病院や大学病院の前に至っては、5~6件薬局が並んでいるのも珍しくありません。

 

そんな状況からも業界が安定していることが伺えます。

 

 

 

 

 

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まとめ

 

 

今回は、調剤薬局事務の給料について解説してきました。

調剤薬局事務の給料は、やや低めではありましたが、やりがいやメリットも多い仕事です。

 

働き始めたころは、覚えることも多く大変と感じるかもしれませんが、長く勤めれば知識もつき給料も上がっていきます。

どこにいっても薬局で働くことができるので、興味がある方はぜひ調剤薬局事務として働いてみてください。

 

おわり

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