ファイナンシャルプランナー(FP)の資格に興味があるけど、どんな資格なのかな?
どんな人が受けているの?
試験の費用や日程、申し込み方法についても知りたい!!
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・ファイナンシャルプランナー(FP)資格の種類
・FP技能検定試験の概要
私は3歳と1歳の子育てをしながら、5か月間でFP技能検定2級に一発合格しました。
私も最初はFPってどんな勉強するの?と思っていました。
実際に資格の勉強をすることで、家庭の収支を見直すきっかけになりました!!
今回は、FPの資格についてまとめました。
FPの資格に興味があるけど、資格を取るか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
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簡単に分かりやすく解説!!ファイナンシャルプランナー(FP)って何?
ファイナンシャルプランナーの資格って?
どんな人も長い人生の中で様々な“お金の悩み”にぶち当たります。
・住宅資金
・教育資金
・老後資金
・株や債券への投資
・税金
・生命保険や医療保険
・贈与や相続、遺言
…あげればきりがありません。
FPの資格はお金に関する幅広い知識が必要とされ、以下の6分野を学ぶことになります。
1. ライフプランニングと資金計画
社会保険や年金など
2. 金融資産運用
債券、投資信託など
3. タックスプランニング
所得税、所得控除など
4. リスク管理
生命保険、損害保険など
5. 不動産
土地や建物の売買に関わる法規や税務など
6. 相続・事業承継
相続・贈与の法律や税金など
普段の生活で馴染みがあり聞いたことのある内容から、聞いたことのない専門用語や法律まで、多岐に渡り学習することになります。
ファイナンシャルプランナー(FP)資格の種類
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格は以下のように分けられます。
・国家資格である「ファイナンシャルプランニング技能検定」
・民間資格である「CFP資格」と「AFP資格」
それぞれどのような資格なのか説明していきます。
ファイナンシャルプランニング技能検定
FP技能検定は、『FP協会』と『きんざい』の2つの団体が主催してます。
国家資格であるFP技能士は難易度別に1級~3級があります。
実務で活かせるのは、2級以上とされています。
そのため2級以上は合格率も低くなり、難易度が高い試験と言えるでしょう。
AFP資格
日本FP協会認定の教育機関が実施するFP講座(AFP認定研修)を修了し、指定試験に合格するなど一定の要件を満たすとAFP資格を取得することができます。
年会費がかかる他、2年ごとに資格更新制度があるので、常に継続して新しい知識を学んでいく必要があります。
CFP資格
CFP®資格は、北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界25カ国・地域(2020年8月現在)で導入されている、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点とも言えるものです。
AFP認定者であればCFP®資格の受験資格が得られます。
FP技能士認定はどんな人が受けている?
今回は上記の3種類の資格のうち、FP技能認定試験にフォーカスを当てて解説していきます。
資格を受験する人は
・金融機関などでお金に関する相談を受け付ける営業職や事務職
・これらの業界で働くことを希望するビジネスパーソンや学生、主婦
などです。
FP3級は受験資格がないことや、“お金”に対する関心や不安が高まってきているため、年々受験者が増加傾向にあります。
FP技能検定試験の概要
FP技能検定は、『FP協会』と『きんざい』の2つの団体が主催してますが、3級を受けるならばどちらも大差はありません。
実技での出題形式が多少異なる程度なので、結論どちらでも構いません。
試験日程・試験時間
【3級・2級】
1月・5月・9月の年3回
学科 10:00~12:00
実技 3級:13:30~14:30
2級:13:30~15:00
試験費用
3級:6000円(非課税)
2級:8700円(非課税)
受検申請方法
インターネット申請と受検申請書(書面)の2種類があります。
出題形式・合格基準
3級
学科
60問中36問以上正解で合格
実技
資産設計提案業務
7題(合計20問)(三択マークシート)
20問中12問以上正解で合格『きんざい』主催の場合
「個人資産相談業務」または「保険顧客資産相談業務」※
5題(合計15問)(三択マークシート)
50点中30点以上で合格
※補足 きんざいの実技
「個人資産相談業務」は6分野全てから問題が出される
「保険顧客資産相談業務」は金融資産運用と不動産からは出題がない
2級
60問中36問以上正解で合格
実技
資産設計提案業務
40問(記述式)
100点満点中60点以上で合格『きんざい』主催の場合
「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」から1つを選択
5題(合計15問)(三択マークシート)
50点中30点以上で合格
受験資格
3級
FP業務に従事している者または従事しようとしている者
→つまりどなたでも受験できます。
2級
2級を受験するなら、以下の3つのうちどれかに当てはまらないといけません。
・日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
・3級FP技能検定の合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
実務経験がなく独学で2級を目指すなら、時間はかかりますが、3級に合格してから2級を受験する感じです。
まとめ:興味があるなら3級から受験してみよう!
今回は、ファイナンシャルプランナー資格の内容や、試験の概要について解説してきました。
FP資格は試験範囲が広くなかなかのボリュームがありますが、実生活で役立つ内容や、学んでよかった!ということも多々あります。
私が実際勉強してみた感想ですが、実生活で役立った内容というと、「所得税や控除について」や「医療保険や投資信託の内容」ですかね。
FPを勉強したことがきっかけとなり、医療保険を見直したり、投資信託を始めたりしました!
学んでよかった点は、相続、贈与の辺りです。
年齢を重ねれば相続は経験することになる内容ですよね。
贈与では今後、子供たちに贈与する場合に、どのぐらいの金額から贈与税がかかるのか等が学べました。
FP3級なら受験資格もいらないですし、学科・実技どちらもマークシート方式なので難易度も低いです。
3級に合格したら2級も目指せるのでスキルアップもできます。
FP資格は興味があるなら勉強して損のない資格なので、ぜひ挑戦してみてください!
おわり