ファイナンシャルプランナー2級の資格取得を目指しているけど、試験の難易度や合格率を知りたい!!
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・FP技能検定試験2級合格率
・FP技能検定試験概要
私は3歳と1歳の子育てをしながら、5か月間でFP技能検定2級に一発合格しました。
私も最初はFPってどんな勉強するの?と思っていました。
実際にFPの勉強をすることで、家庭の収支を見直すきっかけになりました!!
今回は、『ファイナンシャルプランニング(FP)技能検定2級』の難易度や合格率について解説します。
FP2級の難易度
FP3級と比べれば、難易度は上がります。
理由としては、以下が挙げられます。
(3級は3択マークシート)
・実技は記述解答になる
(3級は3択マークシート)
・出題される範囲が広がる
FP2級試験は、受験資格がある人だけが受けられます。
そのため、基本的な知識を持つ人を対象とした試験になるため、3級よりも難易度が高い問題が出題されます。
ただ、他の国家資格と比べれば話は別です。
例えば、
・行政書士
・社会保険労務士
・宅地見物取引士
これらの国家資格の合格率は毎年10%前後となっており、FP2級の合格率と比べるとはるかに難易度が高いのです。
FP2級試験は
・6割の得点で合格できる
以上のことから、他の国家資格と比べても難易度は低いです。
過去問題をしっかり解き、幅広く学習できれば合格を狙える試験です。
FP2級の合格率
日本FP協会が出している直近5回の試験の、合格率は以下のとおりです。
【学科】
2020年9月 49.19%
2020年1月 41.86%
2019年9月 43.42%
2019年5月 40.17%
学科は平均すると43.73%となります。
【実技】
2020年9月 57.37%
2020年1月 62.61%
2019年9月 62.63%
2019年5月 62.65%
実技は平均すると63.25%となります。
学科は平均40%超え、実技は平均60%を超えていますので、合格率は高い試験ということが分かります。
ちなみに、他の国家資格の合格率は
・社会保険労務士…6%
・宅地見物取引士…15%
他の資格と比べてもFP2級の合格率は高いことがわかります。
FP2級試験概要
ここからはFP2級試験の受験資格や日程、費用についてまとめました。
受験資格
FP2級を受験するには、以下の3つのうちどれかに当てはまらないといけません。
・3級FP技能検定の合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
実務経験がなく独学で2級を目指すなら、時間はかかりますが、3級に合格してから2級を受験する感じです。
試験日程・試験時間
1月・5月・9月の年3回
学科 10:00~12:00
実技 13:30~15:00
試験費用
8,700円(非課税)
学科のみ:4,200円
実技のみ:4,500円
受検申請方法
インターネット申請と受検申請書(書面)の2種類があります。
出題形式・合格基準
学科
60問中36問以上正解で合格
実技
資産設計提案業務
40問(記述式)
100点満点中60点以上で合格
「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」
から1つを選択します
5題(合計15問)(三択マークシート)
50点中30点以上で合格
過去問題
過去8回分の試験問題を、日本FP協会がホームページに載せています。
どのような形で、どのような問題が出題されているのかチェックしてみるのも良いと思います。
まとめ:興味があるなら受験してみるべき!!
FP2級は3級と比べれば難易度は上がるものの、3級で基礎を学習していれば間違いなく合格を狙えます!
出題範囲は広がりますが、実生活でも役に立つ内容も学べるので、勉強して損はない試験だと思います。
またFPは2級以上から実務にも生かせますので、就職や転職にも有利になるでしょう。
おわり