独学におすすめのテキストの使い勝手は!?テキスト3冊の内容を比較!!【診療報酬請求事務能力認定試験】

医療事務

 

診療報酬請求事務能力認定試験のおすすめテキストは分かったけど、どれを使ったらいいか悩む…
購入してから後悔したくないし、実際の使い勝手はどうなの??

 

 

こんな悩みを解決します。

 

今回は、独学で診療報酬請求事務能力認定試験の合格を目指す方で、どのテキストを使ったら良いか悩んでいる方のために、実際にテキストを購入して中身を検証しました!

 

 

検証したテキストはこちらの3冊↓

 

 

 

診療報酬請求事務能力認定試験のテキストで検索すると上位に出てくる人気の3冊です。

 

 

※テキスト名が長いので以降

・ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集→
・診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集→
・医療事務診療報酬請求事務能力認定試験(医科)合格テキスト&問題集→

として文章内では表記させて頂きます。

 

 

私は、医療事務スタッフとして勤続13年になります。

試験は2度受験していて、その難しさも痛感しています。

そんな現役医療事務員で試験経験もある私が、テキストを細部まで見て使いやすさなど詳しく検証していきます。

 

テキスト選びに悩んでいる方は、参考にしてください!

 

 

 

 

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テキスト検証

 

では早速1冊ずつ写真も入れつつテキストを見ていきましょう!!

 

※写真は見づらい箇所があるかもしれません。文字間やテキストのイメージが伝わるように撮っています。予めご了承ください。

 

今回比較する内容は

・テキストのわかりやすさ
・解答、解説の分かりやすさ
・点数早見表の見易さ

 

以上の3点に注目して検証しました。

 

 

①ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集

 

 

 

 

著者の青山美智子氏は、医療機関勤務後、専門学校で診療報酬請求事務、医事コンなどの教師をされていました。

 

このテキストの他に『診療報酬・完全攻略マニュアル』の著者でもあります。

 

テキストの内容は以下で細かく説明していきます。

 

 

【早見表】

 

別冊で付いてくる早見表はオールカラーでとても見易いです。

 

 

 

 

取り外せるので普段の勉強から、本番まで役立つこと間違いありません!

 

 

【テキスト】

 

全てがカラーなので、とても見易いです。

 

 

<第一章:医療保険制度の基礎知識>

 

 

重要な部分は赤字になっており、赤シートが付いているので暗記に最適。

“ここでた!!”の印があるので、ポイントを押さえながら学習ができ効率的です。

試験に出やすい箇所、間違えやすい箇所もまとめてあり、問題を解いた際に思い出しやすくなります。

 

<第二章:基本診療料>

 

レセプト作成時の基礎となる初再診料から、外来診療料、入院基本料などを詳しく解説しています。

 

 

カルテ算定のポイントもレセプトの図で解説してあるので、視覚的に理解でき覚えやすいです。

 

 

<第三章:特掲診療料>

 

特掲診療料とは、医学管理等、在宅医療、投薬、注射、処置、手術、麻酔、画像診断、処方せん料などで算定する項目です。

 

 

こちらは医学用語が多く、算定要件も細かい部分が多いが、表で留意点をまとめてあり分かりやすいです。

 

 

<第四章:レセプト作成の手順>

 

第一章~第三章までで学習した内容を使ってレセプトを仕上げていきます。

 

 

日付別で算定内容が確認できて良いですね。
会計欄が表になっていて見易いです。

 

 

【模擬試験】

 

別冊②で付いている模擬試験は、第51回の試験問題です。

 

 

学科の解答は1文ずつ全ての〇×に解説が載っています。

実技は会計欄が表になっているのと、日付別で算定内容が載っているので分かりやすいです。

 

 

 

②診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集

 

 

 

医学通信社から発行されています。
“診療点数早見表”を始め、診療報酬や医療事務に関するテキストを多く発行していることで有名です。

 

テキストの内容は以下で細かく説明していきます。

 

 

【早見表】

 

別冊なので取り外しが可能です。

 

 

 

さすが“診療点数早見表”の発行元であるので、オールカラーではないがとても見易く使いやすいです。

 

 

【テキスト】

 

全てがカラーなので、とても見易いです。

 

 

<受験対策のキーポイント>

 

試験の出題傾向の分析、具体的攻略法について書かれています。

 

 

試験合格者の声や試験の概要についても詳しく載っています。

 

<実践知識のキーポイント>

 

点数表の読解術、カルテ読解・レセプト作成術、医療保険制度の概要について学べます。

 

 

 

全体的に文字が小さく凝縮されている印象があります。

所々イラストや図、レセプトで解説してあります。

 

 

【模擬試験】

 

<オリジナル学科問題>

 

全50問あり、なかなかのボリュームですね。

 

 

 

 

解答もすべての〇×について解説が載っていて理解しやすいでしょう。

 

<オリジナル実技問題>

 

外来2問、入院2問あります。

 

 

 

日付別で算定内容が載っているので見易くなっています。

 

<第47回~第51回試験問題と解説>

 

 

 

こちらも学科は全ての〇×について解説が載っています。

実技の解答も分かりやすいです。

 

 

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③医療事務診療報酬請求事務能力認定試験(医科)合格テキスト&問題集

 

 

 

 

著者の盛岡浩美氏は、医療機関にて診療報酬業務に携わり、その後専門学校で医療事務・診療報酬の講師を務めています。

 

テキストの内容は以下で細かく説明していきます。

 

 

【早見表】

 

別冊なので取り外しが可能です。

 

 

 

全て白黒のため、未経験者には使いづらい印象です。

 

 

【テキスト】

 

全てが白黒ですね。

 

 

基本解説は太字になっているが、文字も小さく視覚的印象を受けないため、記憶に残りづらいです。

 

<第一章:実技・学科試験のポイント解説>

 

医療関連法や、基本診療料、特掲診療料について説明しています。

 

 

白黒で文字が多くメリハリがなく、集中力が途切れやすいと感じました。

区切り事に演習問題があるが、すぐ下に解答があるため隠す手間があります。

 

 

<第二章:レセプト作成>

 

外来・入院レセプトの作成ポイント、演習があります。

 

 

 

こちらも文字が小さく未経験者の方が理解するは難しいでしょう。

レセプト作成方法や点数欄も項目ごとに吹き出しで書いてあるため、ごちゃごちゃしていて見にくいと感じました。

 

 

レセプト演習問題

 

 

 

【模擬試験】

 

<第三章:文章問題演習>

 

項目毎に学科問題がまとめてあります。
出題頻度がABCDで分かるようになっています。

 

 

項目によって学科の問題が解けるので理解が深まります。
解答は×のみ解説が書かれています。

 

<別冊:解答・解説>

 

二章の外来・入院レセプト問題、三章の学科問題の解答・解説が別冊になっています。

 

 

レセプトの答え合わせは時間がかかるので、別冊は使いやすいですね。
日付別で算定内容が載っていて分かりやすいです。
学科は×のみに解説がありました。

 

 

 

総評!おすすめテキストはこれだ!!

 

 

これまで3冊のテキスト&問題集の内容を細かく説明してきました。

同じ試験のテキストなのに、こうも内容が違うんだと驚きましたね!!

 

未経験者の方で独学で合格を目指すなら…

 

テキストとして

ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集/著:青山美智子

 

問題集として
診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集/医学通信社

 

この2冊をみっちりやれば合格を目指せます!

理由は次で説明していきますね。

 

 

点数表の見易さ!

 

どのテキストにも点数表は付いてきますが、①②のテキストの点数表は、カラーでとても見易いです!!

 

この試験は学科・実技ともに点数表は必須で、何度もめくり探す作業が続きます。
マーカーや付箋でカスタマイズすれば、より使いやすくなること間違いなし!

 

どちらの点数表が良いかは甲乙つけがたいので、ご自身の好みで良いと思います。

この点数表があればわざわざ“診療点数早見表”を購入しなくてもいいかもしれません。

 

 

未経験者でも分かりやすい

 

テキストとしてオススメなのはですね。

 

 

①は重要な部分が赤字になっており、医療事務未経験の方でも理解しやすいテキストになっています。
赤シートが付いているのも良いですね。

 

“ここでた!!”の印があるので、ポイントを押さえながら学習ができ効率的!
レセプトの作成に不安がある方でも、初診料から手術料など順を追ってきちんと解説しているので、混乱せずにレセプト作成が行えます。

 

学科・実技とも試験に向けてきちんと学習が進めていけるので、他のテキストと同じ値段でこの内容は素晴らしいと思います!

 

模擬試験が1回分しか付いていないので、過去問題は②で補うイメージです。

 

 

過去問題集について

 

過去問題は②で5回分収録しているので、こちらを繰り返し行えばバッチリです。

 

 

過去問題だけではなく、オリジナルの問題もあるのが良いですよね!

 

学科50問、実技外来2問、入院2問があるのでなかなかのボリュームです。

 

Chikuwa
Chikuwa

過去問題とオリジナルの問題を繰り返し解いていけば、合格を狙えます!

 

 

②のテキスト部分は、コンパクトにまとまっているので、過去問題を解いていて分からないときに見返すのに良さそうです。

 

 

テキストは書き込み、問題はコピーを

 

テキストに関しては、試験当日に持込むのを想定して、自分がパッと見て分かるように付箋やマーカー等でどんどん書き込んでいきましょう!

点数表に関しても同様です。

 

問題は、何度も繰り返し行うことで記憶が定着するので、面倒ではありますがコピーして解くことをオススメします。

 

試験内容的に印などを書き込んで解いていくことになるので、試験と同じようにする意味でもコピーするのが良いです。

 

またレセプト用紙はどのテキストも1枚づつしか添付されていないので、こちらもコピー必須となります。

 

 

 

 

レセプト用紙のダウンロードがないか調べたところ『bizocean(ビズオーシャン)』というサイトでダウンロードできるようです。

 

レセプト用紙ダウンロードはこちら
無料会員登録が必要になります。

 

 

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まとめ:テキストが決まったら勉強を始めるだけ!!

 

 

今回テキストについて、実際購入して内容からオススメできる理由について解説してきました。

 

どのテキストにするか決まったら、すぐにでも勉強を始めましょう!!

年に2回しかない試験なので、早めに勉強を始めた方が良いです。

 

分からなくて挫折しそうでも、毎日数分でもテキストを開くようにして、コツコツ学習していくことが大事です。

 

今回検証したテキスト3冊

 

 

難易度が高い試験だからこそ合格したら、スキルアップにもなり就職活動でも有利になること間違いなしです。

合格目指して頑張りましょう!!

 

 

 

 

おわり

 

 

 

 



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