医療事務の資格で国家資格はあるのかな??
こんな悩みを解決します。
結論、医療事務の資格で国家資格はありません!!!
その理由と、国家資格ではないのに取る必要があるのかについて詳しく解説していきます。
ちなみに、私は医療事務スタッフとして勤続15年目になります。
医療事務の資格について日々探求しており、資格マニアになりつつあります。(笑)
医療事務の資格に国家資格はない!!
医療事務の資格は、医師や看護師、薬剤師などのいわゆる「国家資格」とは違います。
医療事務の資格全ては、業界団体や教育機関で独自の検定試験が実施されている「民間資格」です。
「民間資格」は独自で検定試験が実施できるので、資格の種類は何と80種類以上あると言われています。
名前が似ている資格がたくさんあるのにはそんな理由があったんだね!
医療事務の資格のなかに厚生労働省認定の資格が2つあります。
・診療報酬請求事務能力認定試験
・医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))
厚生労働省認定というだけで、これもまた国家資格とは違うものです。
なので、「医療事務の資格がなくても、医療事務として働ける」のです。
国家資格じゃないなら、取る必要ある??
せっかく医療事務の資格を取ろうと意気込んだのに、「国家資格じゃないなら、資格とる必要なくない?!」という疑問にぶち当たると思います。
ここからは、医療事務の資格を取った方がいい理由について考えていきます。
取った方がいい理由は、3つあります。
・短期間で取得可能
・実務に役立つ
就職、転職に有利
医療事務の資格を取りたい方は、今後病院やクリニックに就職か転職を考えている人が多いと思います。
就職、転職の際に資格所有者は有利なのでしょうか??
結論:有利になります!!
採用する際に
A子さん:資格あり
B子さん:資格なし
上記のように志望者が2人いて甲乙付けがたい場合、資格ありのA子さんの方が医療事務としてのやる気が感じられて採用されるでしょう。
膨大な資格名を採用側は把握していないので、何かしらの医療事務の資格を取りさえすれば有利になります。
短期間で取得可能
医療事務のほとんどの資格が、1〜3ヶ月で取得できます。
在宅やインターネットで受験可能な試験もあります。
仕事をしながらや、子育てしながら資格を取りたい人も取りやすいでしょう。
在宅で受験可能!!オススメ医療事務の資格3選!!
実務に役立つ
資格取得の際に勉強した内容が、医療事務として働いた際に役に立ちます。
どの資格を取っても、医療事務の基礎が学べます。
知識ゼロで仕事を始めるより、知識があった方が焦ることなく仕事を始めることができます。
医療事務の資格は一生役に立つか?
医療事務をオススメする記事には、よく
・結婚、出産後にも仕事に就きやすい
・日本全国どこでも働ける
このようなことが書かれていることが多いです。実際どうなのでしょうか?
医療事務の資格は一生役に立つ
確かに医療事務の資格は、有効期限などなく取得すれば一生履歴書に書くことができます。
しかし
子育て中に資格だけ勉強しておこう
など、資格を取ってから医療事務として働かずに放ったらかしておいた資格は、ほとんど意味がなくなります。
採用側からすると
「資格とったのがだいぶ前で…実務経験もないんですね〜」となってしまうからです。
結婚、出産後に仕事に就きやすい
医療事務は、女性が9割の職場です。
小さいお子さんがいても理解してもらえることが多いでしょう。
また医療事務は、パートや派遣社員などの採用もあり働き方が選べますので、出産後の思わぬ変化にも対応ができます。
日本全国どこでも働ける
医療事務の主な仕事としてレセプト業務があります。
国で算定方法が決まっていますので、全国どこの病院、クリニックにいっても働くことができます。
まとめ:医療事務の資格を取ったら実務経験を積もう!!!
医療事務の資格は、国家資格ではないけれど、勉強して取った資格に損はありません!!
しかし、ここで気をつけてほしいことがあります。
資格も大事ですが、それ以上に経験が重要な世界だと言うことです。
今後のために
働きながら資格を取りたい
という方もいると思いますが、資格をとったらパートや契約社員でもいいので、まずは医療事務として働きましょう!!
実務経験を積んだ後、結婚や出産で期間が空いたとしても、また働く際に採用されやすくなります。
まずは資格合格を目指して勉強すること!!!!!
その後はぜひ医療事務スタッフとして実務経験を積んでください☆
おわり